政治の貧困

 新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。連日、スマホやテレビのニュース速報で感染した方の人数が流れてきます。今やどこで誰が感染しても不思議がないような状況です。マスクをして、人混みを避けて、手洗い、うがいと気をつけています。食事の際に味とや匂いを感じることを確認します。それでも、喉に違和感を感じたりするときは少し焦ります。熱を計ったりして確認をしても不安は消えません。

 新聞やテレビで医療崩壊と報じられています。感染者が急増したことにより、感染した方のみならず、通常の診察、救急医療が受けられないという緊迫した状況が続いています。しかしながら、私は以前から、このことを議会の場で指摘してきました。規制緩和や繰り返し行われた医療法改正等により新型コロナ以前から医療の現場では、ほぼ崩壊に近い状態にある。特に福島県南地方は深刻だと 幾度も議会で取り上げてきたが真剣に捉えて頂けていなかったのか、私が伝え切れなかったのか大きな悔いが残ります。先に書いたように、私のように感染について不安になる方も居ると思います。しかしながら、どこへ、誰に相談すべきか その対応についても十分ではありません。主たる県南保健所も行政改革の流れで、保健師などの人員削減が行われ、本来行うべき事が行えない状況にあります。このことについても議会の中で「政治が引き起こした人災」「政治の貧困」だと強い言葉で指摘してきました。今、これらの事をもう一度見直しを行い、「人の命と健康が最優先される政治を」次世代へと繋いで行く事を再確認し、さらに言葉を強めています。 

上 田 秀 人  official H.P

西郷村議会議員  上田秀人 ホームページ E-mail / ueda.hy@estate.ocn.ne.jp

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