来年の通常国会で「食料・農業・農村基本法」の改正が予定されているそうです。この中で、政府は「食料の有事立法」を検討しているとのことです。有事の際に花などを栽培している農家に対して、花では無く、米や芋を作れと法で定めると言う事でしょうか。国内で本当に食べ物がないのであれば仕方ないのかなと考えますが、花を栽培する農家としては複雑です。戦争をしている時に2年間、花づくりが出来なかった時代があったそうです。私の住む川谷地区は戦後開拓の地です。戦後、食料増産を目的に軍隊で使う馬の生産と訓練を行っていた場所などを農地として開墾した所です。開拓1代目の方に開拓の話を色々とお聞きしたことがあります。色々な作物を作付けしたことなど 戦後、直ぐにサツマイモの作付けを推奨し、大学の花壇などでも栽培したそうです。サツマイモはツルを植え付けるので、増やしやすかったそうです。終戦後、海外から引き上げてきた方たちは「芋ばかり食べさせやがって屁しかでねぇ」と文句がこぼれたそうですが、芋を推奨した方たちは「文句は出ても餓死者は出なかった」と言われたそうです。このような文句が出ないように、何よりも食料の安定供給ができるような政策を立ててほしいです。「食卓へ一輪の花」をいつもの食事がより一層美味しくなると思います。
食卓へ一輪の花を
上 田 秀 人 official H.P
西郷村議会議員 上田秀人 ホームページ E-mail / ueda.hy@estate.ocn.ne.jp
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